ペピーノプロジェクト
黄色と紫色の縞模様が特長のペピーノ.
ここでは,そのペピーノの栽培研究を行っている東京農業大学厚木キャンパス(農大)の栽培の様子をご紹介します.
現在,東京農業大学厚木キャンパス(農大)の温室で栽培しているペピーノは,10月下旬に定植しました.
苗は上の写真のように本葉が10枚以上の大苗を定植しています.
定植を行った後は,誘引するための紐を設置します.ペピーノの果実は1個当たり200gほどの重さになります.植物体が折れないようにするためにも誘引は欠かせません.
ペピーノは1花房に10~20個ほどの蕾がつきます.農大では,蕾の形や大きさが良いものから順に5~6つ残し,それ以外の蕾をハサミで切り取る作業(摘蕾)を行っています.
摘蕾の他に摘果という作業も行っています.左の写真のように5~6個の果実が着果している時に,形の良いものから順に2~3個ほど残し,それ以外はハサミで切り取ります.
定植から5か月後の様子です.下の段は黄色く色づき始め,収穫も始まっています.右の写真は養液栽培の様子です.